USDQ、KRWQの中心機能が他のステーブルコインを圧倒するであろう理由本物のステーブルコインおよびBTCネクスト取引所のディベロッパー、プラチナQ DAOエンジニアリングによる詳細な検討。
アントン・ジャトコフスキーはプラチナQ DAOエンジニアリングのブロックチェーン・アーキテクト・リーダーであり、情熱的な起業家にして優秀な交渉人だ。フィンテック、小売、eコマースの世界で13年以上にわたってさまざまな役職を経験してきた勤勉なビジネスリーダーである。また、金融事業を新たな市場へと拡大させた経験も有している。さらに、アントンはプラチナQ DAOエンジニアリングの共同創設者でもある。同社ではビットコインの担保化を簡素にする完全分散型ステーブルコイン「USDQ」「JPYQ」「KRWQ」の開発に一役買ってきた。
この3年間に、プラチナ社は世界最大のリスティングブローカーとなった。当社はトップクラスの取引所に300以上のプロジェクトを上場させ、70以上のプロジェクトで値付け業務を支援してきた。
プラチナSTO/ICO資金調達ダッシュボードとトークン化プラットフォームは現在30以上のプロジェクトがインストールしており、3億5000万ドル以上の資金調達に役立ってきた。
プラチナQ DAOエンジニアリングでは、多くの素晴らしいものを開発している。
たとえば、BTCネクストはセキュリティ、コンプライアンス、規制の最も確立している、トレーダーによるトレーダーのための取引所だ。
また分散型ステーブルコインのKRWQ、USDQ、JPYQ、CNYWもある(Maker DAOに続く第二のステーブルコインのDAO)。
この記事を読むことで、分散化の波の一つ、すなわち、いま創造的破壊をもたらしているステーブルコインについて学ぶきっかけとしてもらいたい。
USDQ入門:ステーブルコイン
USDQガイドの第2回にようこそ。第1回では次のことについて考えた。
- ステーブルコインとその重要性。
- ペッグの種類。
- ステーブルコインが直面しなければならないさまざまな障害。
この第2回では、USDQについて考えていく。さて、そこに手をつける前に、まずはテザーの基礎について説明したい。
「なぜ?」と不思議に思うだろうか?
単純にテザーが世界で特によく使われているステーブルコインの一つだから、というだけのことだ。20億枚が流通している事実から、あなたは「そうそう、テザーこそが最高のソリューションだ」と考えるかもしれない。だが、それは間違いだ。テザー(USDT)に関してはあまりに多くの議論がある。準備金を保有している会社 (テザー・リミテッド)に関する法的リスク、プロジェクトを裏で支えるチームが法的にグレーゾーンであること……などなどだ。人々は財産をテザー(USDT)に預けることについて心から不安を覚えている。
いずれにせよ、テザーの表面上の部分はUSDQを理解するために必要不可欠だ。
その基礎に取りかかるためには、まずテザーとは何かを知ろう。
テザーとは何か?
テザー (USDT) は法定通貨を担保としたデジタル通貨だ。テザーの価値は米ドルの価値に割り当てられている。テザーを支えるコンセプトとは、米ドルをエミュレートし、デジタル領域の米ドルとして利用できる、安定的で安全なデジタル仮想通貨の創設だった。ドルの代替という性質を実現させるデジタルコインは「ステーブルコイン」と呼ばれている。
テザーのサイトによると、同社は現金をデジタル通貨に変換することで、コインの価値を米ドル、ユーロ、日本円といった国の通貨の価格に固定、すなわち「テザー(係留)」している。
法定通貨で担保されるステーブルコインは安定通貨を生み出す方法として実行しやすい。一定額の法定通貨が担保として割り当てられたのち、この通貨に対して1対1の割合でデジタルコインが発行される。ステーブルコインに兌換性があり、それが担保で保証されていることを確実にするため、この手続きには定期的な監査と管理者が必要となる。
テザーは過去にビットコインの価値を操作していたことで非難を受けている。ある報告書では一定期間のビットコイン価格を分析し、いくつかの衝撃的な結果を見い出した。
- 最初に判明したのは、ビットコイン価格急騰のほぼ半数近くがテザー発行の2時間以内に起きていることだった。
- また、この報告書にはテザーが市場のビットコイン価格を操作しているというまぎれもない事実についても書かれていた。
- さらに、ビットコインの現在市場価格の約80%はテザーによる価格操作に由来しているとも書かれていた。
言うまでもなく、テザーには極めて見過ごしがたい問題がそれ相応に存在している。その上、ユーザーはテザーの利用可能性を超えるメリットを有しながらも、あらゆる既存のデメリットをもたないステーブルコインを必要としている。
そこで登場するのがUSDQだ。
ここで、次のような疑問が生まれる。
USDQとは何なのか?
ステーブルコイン「USDQ」の作成者はプラチナQ DAOエンジニアリングだ。USDQを使うことにより、ユーザーは自らの仮想通貨を担保で保証でき、その最低限の価値が保証される。ビットコインやイーサリアムでは利用できない機能だ。USDQユーザーは変動しやすい市場にも安全な形で身を置ける。USDQが米ドルと連動しているためだ。したがって、ちょうどテザーと同じように、1米ドルの値段がつけられている。
KRWQはプラチナQ DAOエンジニアリングが手掛けるもう一つのQ DAOファミリーのステーブルコインだ。KRWQは韓国ウォンと連動している。さらにJPYQ、SGDQ、CNYQといった完全に裏付けされたステーブルコインも近日中に登場する予定で、全てQ DAOブランドとして発行される。
プラチナQ DAOエンジニアリングを支えるクリエイティブな人々。
プラチナQ DAOエンジニアリングは世界中から集まった高度なスキルと経験を積んだプロフェッショナルによるチームで成る。同社は世界中に広がる数社の代理店によって、国際的な優位性の確立に大成功を果たした。
プラチナQ DAOエンジニアリングはブロックチェーンプロジェクト向け技術、アドバイザリー、マーケティングサービスにおけるグローバルリーダーである。同社は100名を超える専門家を雇用しており、多くのプロジェクトで2億ドル以上の資金調達に貢献してきた。また、STO、IEO、ICOプロジェクト向けの最大の上場サービス提供業者でもある。
トークン
ステーブルコインのUSDQを完全に理解するためには、プラットフォーム上のその他のトークンを詳しく知る必要がある。Q DAOプラットフォームはQ DAOとUSDQという2つのコインから成る。
- Q DAO:Q DAOはエコシステム管理の一要素として開発された。
- USDQ:USDQはビットコインに裏付けされた分散型ステーブルコインだ。これはアルゴリズムの使用によって機能し、米ドルと連動している。すなわち、1USDQ=1米ドルである。支払い、担保、貯蓄のために利用されている。
プラットフォームでのやり取り
ここからUSDQを手に入れる方法について教えていこう。あなたのエコシステムとのやり取りが始まると、あなたのビットコインは債務担保ポジション(Collateralized Debt Positions)、略してCDPで保管される。
CDPによるUSDQの発行
ユーザーは自分のビットコインをCDPで貯蓄する。次に、CDPはUSDQをユーザーに対して発行しつつ、貯蓄されたプール中のビットコインに対する利金を決定する。このような形の利金を「価格安定化手数料」と呼ぶ。ある状況下でユーザーが自分のビットコインをCDPから引き出したいのであれば、同額のUSDQを返さなければならない。
注意点:最初のうち、USDQのエコシステムはBTCのみを担保として認めることになるだろう。後日、プラットフォームはその他のトップ仮想通貨も担保として認める予定だ。
ペッグは象徴的に仮想通貨として使われる。しかし、仮想通貨がもつ不安定な性質のせいで、このシステムの仕組みについては漠然とした不安も感じられる。
それに対する答えは「超過担保」になるだろう。つまり、100ドルのステーブルコインを購入したいのであれば、最低166ドルのイーサを預ける必要がある。きちんとした1対1の割合ではないことは明らかだ。
これはCDPの場合でも同様だ。CDPは必ず超過担保になっていることで悪名高い。
Q DAOとは何か?
Q DAOはステーブルコインではない。Q DAOの変動性はそれがQ DAOプラットフォーム内に配置されていることと、そのはっきりとした供給戦術に原因がある。プラットフォーム内には999999枚のQ DAOトークンの供給量が記録されている。Q DAOには二重性があり、それによってユーティリティトークンとしてもガバナンストークンとしても利用できる。
ユーティリティトークンとしてのQ DAO
Q DAOはUSDQ発行に利用されるCDPに対して発生する価格安定化手数料への支払い手段として機能する。手数料の支払いはQ DAOを通してでしか行うことができない。支払い完了後、Q DAOはバーンされてサプライシステムから完全に消去される。
それは何を意味するのだろうか?
すなわち、普及率とUSDQおよびCDPに対する需要が増加した場合、Q DAOに対する需要もまた(支払い手数料に使用されるため)増えるという事実を述べている。Q DAOは使用された瞬間に完全にバーンされるため、その供給量もまた減少する。
ガバナンストークンとしてのQ DAO
Q DAO保有者はプラットフォームを利用することでQ DAOトークンによる投票を行える。保有者による投票の対象となる中心的な問題は「リスク管理」だ。投票は担保資産やCDPのタイプごとに割り当てられる特定のリスクパラメータについて実施される。
ガバナンスに対する投票は継続的な認定投票によって実施される。これを説明すると、Q DAO保有者は多くの提案に対し、自分が保有しているQ DAOによって投票できる。また、Q DAO保有者は新しい提案も提出できるし、いつでも好きな時に自分の投票を行ったり、それを撤回したりできる。
ちょうど選挙制度と同じく、Q DAO保有者から最も多く得票した提案が最上位の提案となり、Q DAOプラットフォームに必要な変更を実装するために用いることができる。
Q DAO保有者があらゆることを十分にうまくこなしている状況では、CDCは超過担保のままとなるはずだ。
しかし、もしも担保不足となっているならば、Q DAOトークンはQ DAOの希薄化を誘発することによって「自律的資本増強」を引き起こす。これが意味するのは、QDAOシステムが新たなQ DAOトークンの発行を引き起こし、それらを販売するということだ。これは2つの目的を実現する。
- 第一に、それが流動性をもたらす。
- 第二に、質の悪いガバナンスとシステムの酷使について、Q DAO保有者とその投票者に罰を与えることで公正さをもたらす。
では、リスク管理に注目していこう。
Q DAO プラットフォームのリスク管理
Q DAO保有者は以下のリスク管理要因について投票を行える。
- 独自のリスクパラメータ一式を備えた新たなCDPの作成。
- 既存CDPが有するリスクパラメータの修正。
- 必要に応じて、目標レートフィードバックメカニズム(TRFM)の感度の修正。
- 目標レートも必要に応じて修正できる。
- 信頼性の高いオラクルノードの選抜。
- 価格フィード感度の修正。
- グローバル決議案のための独自のグローバル調停者の選抜。
終わりに
プラチナQ DAOエンジニアリングは市況に精通し、分散化の精神を巧みに守る素晴らしいチームから成る。Q DAOファミリーのステーブルコインであるUSDQやKRWQといった分散型トークンは近い将来、仮想通貨のグローバル化を引き起こす可能性がある。
BTCネクスト取引所はプラチナQ DAOエンジニアリングのチームによる次世代型の現物・信用取引プラットフォームだ。同取引所はステーブルコインのUSDQにとって最初の戦略的ビジネスパートナーである。
Q DAOのステーブルコイン・ファミリーとプラチナQ DAOエンジニアリングについて
プラチナQ DAOエンジニアリングはIEO/STOの上場、アドバイザリー、マーケティング、法務、幅広い技術サービスを提供する国際的なフルサイクル企業だ。同社は数多のプロジェクトで2億米ドル以上の資金調達に貢献した。プラチナQ DAOエンジニアリングはマーケティングおよびPR、マネジメント、コンサルティング、プログラミング、サイバーセキュリティ、教育、法務アドバイザリーなどで豊富な経験を積んだ100名以上の専門家を雇用している。同社の使命は人々の生活を向上させるとともに、信頼性が高く、安全であらゆる仮想資産に対するシームレスなアクセスを提供する最先端の製品を開発することで経済成長を促進することだ。
ステーブルコインのUSDQおよびKRWQに関する最新情報を知るにはウェブサイトにアクセスしていただきたい。公式の英語、日本語、韓国語によるテレグラムチャットに参加すれば、イベントや開発に関する最新情報を定期的に入手できる。また、公式LINEまたは公式カカオトークに参加すれば日本語または韓国語でプラチナQ DAO管理チームに直接質問を送ることも可能だ。